1月7日

七草粥を食べた。

もちろん(と、威張って言えることではないけれど)自分で作ったわけではないし、お店に食べにいったわけでもない。
「お粥食べたいよ~」と大きめのひとりごとを呟いていたら、なんとなんと、るなさんが作ってきてくれたのだ。
(るなさんってルナマリアの編集さんのこと。ルナマリアさんって書くのが面倒なのでブログにはこう記す)
保存容器にきちんと詰められたそれを一人で食べながら、「人が作ってくれたものってなんでこんなに美味しいのだろう」と思った。
手の込んだものでなくてもいい。誰かに剥いてもらったりんご、とかそういうのでもいい。
むかし母が、「直己が入れてくれたほうがコーヒーが美味しい」と言ったことがあって、
それはお湯を注ぐだけの顆粒のインスタントコーヒーだったので、「そんな馬鹿な……」と思っていたのだけれど、
その気持ちがいまはなんとなくわかる。
美味しさというのは、空気とか状況とか背景などを濃く映しだすものなんだな。



だからなのかわたしの小説では、守ろうとしているほうが食事を作っているシーンが多い。
明とか、香鹿とか、宝とか。
これは単純に攻めと受けとかではない。明は海がくるまでは幸仁にご飯を作ってあげていたわけだし。いいやつだ。



そんな感じで、コックがでてくる新刊『きみの背中 ぼくの手のひら』よろしくお願いします。←
いい感じで(?)宣伝して終わーる。








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