*晴生1*親友

 

 

 

目の前が、まぶしい。
きらきら、きらきらして、
俺はこのまぶしさをどこかで見たことがある、と思った。
夏の花火かな。
秋の夕暮れ?
冬の夜空の星だったっけ。

ああ、
もしかして春の――

 

 


学校から、レッスンスタジオがあるビルまでは、電車で四駅。だから、結構遠い。でも電車には乗らずに自転車で行く。時間にすると三十分くらい。だから、やっぱり結構遠いね。
自転車は、中学の入学祝にお父さんとお母さんと、それからいちおう姉ちゃんが買ってくれた。姉ちゃんはまだ大学生だから、ほんとうはちょっとしかお金を出していないくせに、「あたしが買ってあげた自転車」ってうるさいんだ。それに姉ちゃんが自転車のお金を出してくれたのは俺にお願いしたいことがあったからで、だからこういうのってフェアな取引だと思う。
――でも――と、俺は思う。
でも、姉ちゃんには感謝しなくちゃいけないのかな。その、結果的には。
俺が毎日自転車で通っているレッスンスタジオは、ブルーマーブル・エンターテイメントという会社の持ちものだ。姉ちゃんいわく日本最大級のタレント事務所で、テレビに出ているアイドルと言われるアイドルは、目隠ししながら選んでもブルーマーブル所属だそうだ(けど、これはちょっとマユツバだと思う。姉ちゃんはなんでも大袈裟だからさ)。
俺がブルーマーブル・エンターテイメントでアイドルとやらを目指すことになったきっかけを作ったのは姉ちゃんだ。
やり方はちょっと強引だったけど、でもそのおかげでヒナに出会えた。
ヒナは、俺の親友。
親友で、ライバル。

 

 

小学校を卒業してから、中学校に入学するまでの短い春休み、俺はいつも通り朝の十時過ぎに起きて、リビングで遅い朝ごはんを食べていた。お父さんはもちろん仕事、お母さんももうパートに出かけていて、春の日差しがいっぱいに降りそそぐリビングはしんとしていた。
テーブルの上には卵をマヨネーズであえたのがのっているサラダと、お母さんの手作りの白いパンが置いてあった。すぐ横に置いてあるメモ帳には”せんたくもの おねがい”と走り書きがしてあって、俺は思わず、「げえっ」って声を出してしまった。洗濯物お願い、は、洗濯物を干しておくこと、という命令で、俺は家の手伝いの中で洗濯物干しがいちばん嫌いだから。面倒くさいなあと思いながら、白いパンの表面にピザソースをぬってチーズをのせて、アルミホイルで包んでからオーブンに突っ込んだ。ついてないや、まったく。
つめたい牛乳を飲みながらピザパンを食べていたら、長い髪を貞子みたいにたらした姉ちゃんが二階から下りてきた。
誰もいないと思っていた俺はちょっとびっくりしながら、「おはよう」と声をかけた。姉ちゃんもがさがさの声で、「おはよ」と言う。
姉ちゃんが朝寝坊をするのは珍しい。――というのは、姉ちゃんが早起きだという意味じゃない。まあ、必然的に早起きにはなるんだけど、姉ちゃんは毎日、サークルの集まりとか友達の彼のライブとかそういうので忙しいから、たいてい家にいないんだ。

 

「……ねえ、晴生。今日さあ」

 

テーブルの向かいに座った姉ちゃんは、俺の皿にあったピザパンをひょいっと取って言った。姉ちゃんが俺のことを「ハル」ではなくて「ハルキ」ときちんと言うのは、なにか理不尽なことを言いだす前触れだ。理不尽、は最近覚えた言葉。”すじが通ってないこと”なんだって。”すじ”ってなんのことか、よくわからないけれど。
俺は正直、うんざりしていた。

 

「お金はかせないし、嘘の手伝いもしないよ」

 

姉ちゃんは大学生のくせして、弟である俺によくお金をかりにくる。そりゃあ俺は、空きびんに百円玉貯金をしているし、お年玉だって姉ちゃんよりは計画的に使っているから、すごく貧乏ってわけじゃないよ。でも、お金持ちってわけでもない。毎回毎回、千円とか二千円とかをかしてあげるのは、そろそろ限界だ。

 

「もー。まだ嘘のこと根に持ってるの?いいじゃん、結局あれはハルが黙ってられなくて、パーになっちゃったんだから」

 

「……。大体さ、お父さんやお母さんに内緒で旅行なんてだめに決まってるじゃん。最初からちゃんと言えばよかったんだ」

 

春休み、姉ちゃんは大学の友達と沖縄に旅行に行く計画を立てていた。俺は、友達との電話の会話からそれを知った。別に聞こうと思って聞いたのではなく、姉ちゃんの部屋のドアがちょっと開いていて、声が大きいから聞こえてしまったのだ。メンバーは、”まき”と”りっちゃん”と”ゆういち”と”だいき”と”ともひろ”だってことも。「お土産いっぱい買ってくるから内緒にして」って頼まれて黙っていたけれど、お父さんとお母さんに「晴生、お姉ちゃんのことで、なにか知ってることない?」って聞かれてしまったもんだから、正直に話した。だってその日は俺の大好きな回転寿司に連れて行ってくれて、百円じゃない皿も取ってもいいって言われたから、仕方ない。
お父さんとお母さんは「やっぱりね」って顔をして、その日は遅くまで――というか、遅くならないと姉ちゃんが帰ってこなかったのだけど――三人で家族会議をしていた。翌朝、姉ちゃんの目はおばけみたいにパンパンに腫れていた。じろっと睨まれただけで、呪われそうな感じ。

 

「バッカねー。ちゃんと言ったら言ったで、だめって言われるに決まってるでしょ。メンバーに男の子もいるんだよ?」

 

「どうして男の子がいるとだめなの。修学旅行には、女子も男子も一緒に行くよ?」

 

俺が言うと、姉ちゃんはちょっと馬鹿にしたように笑った。なんとなく嫌な感じだったけれどそれ以上なにも言わなかった。話せば話すだけ馬鹿にされる気がしたからだ。
姉ちゃんにピザパンを食べられてしまったので、もう一つ焼いて食べることにした。台所でソースをぬっていたら、「あたしももう一個」と背中に声をかけられる。ちぇっ。朝からよく食べる。

 

「まあ、いいわよ。旅行のことは水に流してあげる。それよりさ、ハル、今日姉ちゃんと出かけようよ」

 

「どこに?」

 

二杯目の牛乳を注ぐ。俺は牛乳が好きなのに、クラスでもちびなほうだ。「まだまだこれから伸びるよ」ってお父さんは言うけど、どうかなあ。そういうお父さんも、そんなに背が高いほうじゃないしさ。

 

「いいところよ。すっごく。綺麗な建物の中で、格好いいポーズで写真撮ったり、可愛い女の子にも会えるかも!」

 

「げえ。写真なんかいやだ。女の子も興味ないよ」

 

「つまんないやつねえあんたって。きっとモテモテになると思うよ?」

 

「もてなくていい」

 

チン!という音がしたのでオーブンを開けた。熱いピザパンを二つお皿にのせてテーブルに持って行く。

 

「んもー。あんた結構可愛い顔してるんだから、もったいないよ。――あ!そうだ!今日一緒に出かけてくれたら、お父さんとお母さん説得するの、手伝ってあげる!ハル、自転車欲しいって言ってたでしょ?」

 

ぱくっ!とピザパンに齧りついた格好で動きを止めて見上げると、姉ちゃんがニッコリ笑っていた。それから、ありがとうもいただきますも言わずに、当たり前みたいにピザパンを取って口に運ぶ。
――実は、一年以上前からずっと欲しい自転車があるのだ。ロードバイクと呼ばれるタイプのもので、泥除けやスタンドや、もちろん前カゴなんかはついていなくて、すっごく格好いいやつだ。子供の日と誕生日とクリスマスのプレゼントを一緒くたにしてもいいから!ってねだってみたけれど、お父さんもお母さんも首を縦には振らなかった。危ないし、実用性がないし、値段が高いから、だって。

 

「……むりだよ。姉ちゃんがいくら言ったって」

 

「あらっ。それはどうかなあ。お父さんってあたしの涙に弱いじゃない?」

 

「問題はお父さんじゃないよ。お母さんだよ」

 

実際、お父さんはいつだってお小遣いの値上げをお母さんに頼んでいる。

 

「お母さんには、あたしがお金ちょっと出すって言えば大丈夫よ。それになんたって、あんた今度中学生になるんだからさ、格好いい自転車持ってなきゃいじめられるとか、姉ちゃんが適当に言ってあげるよ。最近の中学生は恐いんだぞって」

 

「……」

 

「欲しくないの?自転車!」

 

「自転車っていうか、ロードバイク」

 

ちょっと出すお金があるんなら、俺に借金しているぶんを返してよ、と思ったけれど黙っていた。姉ちゃんの妙に自信ありげな顔が、頭と心をぐらぐら揺らす。ほんとうかもしれない、って、この顔を見るといつも思っちゃうんだ。

 

「細かい男ね。どうするの?今日、姉ちゃんと出かける?出かけない?自転車欲しい?欲しくない?」

 

「そりゃ、欲しいに決まってる……」

 

「決まりね!行くわよ!」

 

がたん、と大きな音を立てて姉ちゃんが立ち上がった。ピンクの星柄のパジャマを着て、ぼさぼさの貞子ヘアをしているくせに堂々としていて勇ましい。むしゃむしゃとピザパンの残りを口に押し込むと、俺の飲みかけの牛乳でそれらを流し込んだ。
そして俺は、姉ちゃんと一緒にブルーマーブル・エンターテイメントの”練習生オーディション”の会場に向かうこととなった。
後から聞いた話だと、この時点でもう、書類審査には合格していたらしい。そんなものを勝手に送ったのは姉ちゃんと、なんとお母さんで、しかも練習生オーディションに受かったら、ロードバイクを買ってくれるつもりでいたとのことだ。
まったく、大人ってやつはろくなもんじゃない。
そうして俺は見事に――自分でもよくわからないうちに――自転車を手に入れた。
つまり、練習生オーディションに受かった、ってこと。

 


平日のレッスン開始時刻は夕方五時からだけど、たいていみんな、一時間前にはやって来てウォーミングアップや振付の練習をしている。火曜日と木曜日は授業が六時間目まであるので、どんなに頑張って自転車をこいでも三十分前にしか着けない。
三十分前だと、空きのロッカーを見つけられるギリギリの時間だ。それ以上後になるともういっぱいになっていて、鞄や運動靴やもちろん制服なんかをそのあたりに放っておくことになる。ロッカールームには、『貴重品の管理は自分で』という紙がべたべたと貼ってあるけれど、レッスン室に財布や携帯を持ち込むことは出来ない。だからロッカーが空いていないと、ちょっと困ったことになる。たとえ千円程度しか入っていない財布でもね。
でも、最近はその心配もないんだ。俺のロッカーは、ヒナがとっておいてくれるから。――って言うか、俺が勝手にヒナのロッカーを使っちゃってるんだけどさ。
自転車とは別に、入学祝として買ってもらった携帯電話を指で操作する。画面には、ヒナからの短いメッセージがあった。

『今日のロッカーは77番。右に9、左に3』

俺は”77”という数字のステッカーの貼ってあるロッカーに行き、ダイアルを右に9、左に3、回してそこを開ける。ヒナはスタジオの最寄駅の、一駅先にある学校に通っている。しかも電車でくるから、ショートホームルームが長引いても、委員会があっても、一時間前には到着している。「いいなあ。俺の学校、ちょっと田舎だからなあ」って羨ましがったら、「いいだろお、田舎者」って自慢された。ムッと口を尖らせると、「タコみてえ!」って笑われた。でも、こうして毎日ロッカーを使わせてくれる。口は悪いけど、優しいやつなんだ。
急いで着替えてスタジオに入る。ちらっとこっちを見る人もいれば、鏡の前のいちばんいいポジションを取って、踊っている人もいる。何人かで固まってストレッチをしている人もいる。キョロキョロしている人はさすがにいなくなった。四月の初めに、新・練習生として入った俺ですらもう慣れたのだから、あたりまえか。
練習生、と一まとめに言っても、年はばらばらだ。何年も練習生をしている大学生くらいの人もいる。そういう人たちはちょっと近寄りがたいけど、背が高くて、ダンスが上手くて格好いい。
俺は、年も、キャリアも、背も、いちばんちび。牛乳の効果はまだ現れないみたい。

 

「あ、ハル、こっちこっち」

 

「あ、三崎くん、こんにちはー」

 

「はいこんにちは」

 

くすくす笑いながら手招きをしているのは、三崎敏(みさきすすむ)くんだ。俺とヒナより二つ年上で、練習生としては一年先輩になる。実は、三崎くんとヒナは”同期”だ。同期っていうのは、同じ時期に練習生になった仲間っていうこと。つまり、俺にとっては、同い年であってもヒナも一年先輩なのだ。
四月に練習生としてスタジオに初めて入ったとき、いちばんに声をかけてくれたのが三崎くんだった。女の子みたいな可愛い顔をしていて、ふくふくした頬に笑みを浮かべて、「やあ、はじめまして」と、三崎くんは言ってくれた。俺はとてつもなく緊張していたから、その笑顔と言葉が物凄く、自分でもびっくりするくらい嬉しかったのを覚えている。
三崎くんとヒナはすごく仲がいい。おうちも近いらしいし、だから通っている学校も一緒なのだそうだ。「はじめまして」と三崎くんが声をかけてくれたときも、ヒナは三崎くんの隣にいた。
でも、じろっと俺を睨んで、「赤木陽太(あかぎひなた)」という名前をぼそっと発した後は一言も話をしてくれなかった。ヒナはしゅっとつり上がった一重瞼で、顎もほっそりしていて、黙っているとちょっと不愛想で恐い感じの顔立ちだ。
いやな感じのちび……というのが、ヒナを初めて見たときの俺の感想だった。「お前だってちびだろうが」と、ヒナに言われそうだけど。
いつの間に今みたいな関係になったのかはわからない。たぶんきっかけは、ヒナが踊るところを見たことだったと思う。
踊っているヒナは、すっごく、すっごくきらきらしている。ダンスなんかちっともやったことのない俺の目にも、ヒナのステップは他の人とは比べものにならないくらい輝いて見えたんだ。
……っていうのは、ヒナには内緒だけどね。
恥ずかしいし、悔しいからさ。

 

「あれ?」

 

右を見て、左を見て、三崎くんを見る。ヒナがいない。いつも一緒にストレッチをしているはずなのに。

 

「ヒナは?トイレにでも――っわあ!」

 

背中が突然ぐんと重くなって、俺は前につんのめる。三崎くんがクスッと笑う声が聞こえた。

 

「おーっす!」

 

「お、重い……ヒナのぶた!」

 

背中にのしかかってくるヒナの重みに、俺の膝から力が抜けていく。耳元で、「ひゃひゃ」とヒナが笑った。

 

「ぶたじゃねえし。重いのは筋肉ですー。ハルと違って鍛えてるからな」

 

「よく言うよ。ひょろひょろじゃん」

 

床に尻餅をつきながら振り返ると、アディダスの白いTシャツに、ナイロンの黒のパンツを穿いたヒナが立っていた。鍛えているというのは嘘じゃないんだろうけど、Tシャツの袖から出ているヒナの腕は白くて細い。

 

「うるせー。着やせするタイプなんだよ。ほら、さっさと立て。お前身体がちがちなんだから、ストレッチちゃんとしないと」

 

「柔らかくなってきてるもん」

 

唇を尖らせると、「タコのハル」とヒナが笑う。いつも通りのくだらないやりとりを、三崎くんがニコニコしながら見ていた。そうこうしているうちに、よく話をする人たちがちらほらと集まり始める。「ハルちび」とか「ハルちゃん」とか言いながら俺の頭を撫でていく。ちょっと不名誉なあだ名だけれど、ふつうに学校に通っているだけじゃあ出会えない人たちと話が出来るのはすごく楽しい。

 

「――ハル、ほらっ」

 

「わっ」

ぐいっと力いっぱい引っ張られて、ヒナの鎖骨に鼻の先がぶつかった。ヒナは俺と同じくらいの身長で、腕も足も細くてごぼうみたいにガリガリなのに、力が強い。これが、筋肉の威力?

 

「喋ってないで、ストレッチ!」

 

不愛想で恐いと思っていた一重瞼の目元も、慣れるとちょっと可愛い。ぶすっとしているときのヒナは、機嫌の悪い赤ん坊みたいだと思う。怒るだろうから、言うつもりはないけど。

「はぁい」と言って笑うと、「へらへらしない」と喝が飛んでくる。ヒナは厳しくて、ちょっと他の人と喋るとこうやって怒るんだ。
ストレッチだって容赦ない。全体重をかける勢いで背中をぐいぐい押されて、俺は柔らかくなるよりも先に股が裂けちゃうんじゃないかって思う。

 

「いたいぃ~……」

 

「情けない声を出さない。……なあ、今日、レッスン終わったらお前のチャリで寄り道しない?」

 

背中に乗っかりながら、後半部分だけ耳元で囁くようにヒナが言った。息がかかってこそばくて笑うと、べちっと頭を叩かれた。

 

「寄り道って、どこにー?」

 

「桜川のそばに、もんじゃ焼きの店があるんだ。面白いばーさんがいるし、瓶のラムネ飲めるぜ。ハル、瓶のラムネ飲んだことないって言ってたじゃん」

 

「桜川?遠くない?」

 

「チャリならすぐだって」

 

「俺お金あんまり持ってないけど」

 

「いいよ。運転手代ってことで、俺が出してやる。今日だけな」

 

決まりな、とヒナが言う。お母さんに、寄り道も買い食いも禁止されているので、ちょっとだけ困った。でもヒナが笑う顔を見ていたら、断れなくなってしまった。
それに、瓶のラムネの話を覚えてくれていたのも嬉しかった。何週間も前に言ったことだったのに。ヒナって、意地悪なことを言ってきたり、ちょっとスパルタだったりするけれど、優しいんだ。ほんとうは。
俺の隣に寝そべる格好で腕立て伏せを始めたヒナを見ながら、「まあ、お母さんには、ちょっと練習が長引いたって言えばいいや」と思った。嘘をつくのは初めてで、ちょっとどきどきするけれど。姉ちゃんにさえばれなければ大丈夫だろう。

 

「楽しみ」

 

小さな声で言ったひとりごとのつもりだったのに、ヒナがくるっと顔をこちらに向けて、

 

「だろ?」

 

と言って満面の笑みを浮かべたので、笑ってしまった。ヒナは、口を開けて笑うと大きな前歯が目立って、ちょっとひょうきんな顔になる。苦手な英語の、リーダーとグラマーの授業が両方あって疲れている日も、学校の宿題が多くてげんなりしてる日も、レッスンが上手くいかなかった日も、ヒナの顔を見ると俺は笑っちゃうんだ。面白い顔って得だよな。
アイドルなんてあんまり興味ないけれど、俺はやっぱり姉ちゃんに感謝するべきなんだろうって思う。
自転車が買ってもらえたからでも、色んな人と出会えたからでもなくて、親友って呼べる友達が出来たから。

 

赤木陽太っていう、親友がさ。

 

 


*To be...*

 

 

 

 

 

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